ふとん選びの手帖

確かな羽毛ふとん選び

羽毛ふとんを着たくなる季節になると、連日羽毛ふとんのバーゲンセールが目白押しですね。
でも、いざ買うとなると何を基準に選べばいいのか迷ってしまいます。

著しく誇張されたメーカー小売価格から大幅に割引きされたセール価格。低価格、低品質のオンパレード。
そこで、当店が永年にわたる販売経験から価格と品質ともにバランスのとれたお買得な羽毛ふとんを手に入れていただけるよう
解説させていただきます。

羽毛ふとんが国内家庭に普及し始めたのは、昭和40年代になってからです。
現在、7割以上の方が羽毛ふとんを使っていて、「大変満足している」、「満足している」と言う方が80%近くに上ります。

表示を確かめ、触って(出来れば「寝試し」して)確かめよう。

寝具選びのポイント

羽毛ふとん選びの「いろは」

水鳥の羽毛(ダウン)を50%以上詰め込んだ掛ふとんのことを「羽毛ふとん」と言います。羽毛には1万円~100万円以上のものまで幅広くあります。では、選ぶ際のコツって何でしょう?一言でいうと「どれだけしっかり大きく育った羽毛が入っているか?」です。それには、ダウンパワー、ダウン率という指標がありますので簡単にご説明します。

  • ダウンパワー

    羽毛がどれほどの弾力性を持っているかを数値化したもの。羽毛1g当たりの体積DP(㎤/g)で表示します。※グース、ダックともダウンパワーが高いものが良質です。表示例:DP440(㎤/g)

  • ダウン率

    主に1枚の羽毛ふとんに入るダウン(胸毛)が含まれている割合のこと。腹部に生えている細い羽軸がある「スモールフェザー」も一部含まれます。※高くても高品質ではないもの(未熟なダウン)もあるので品質をチェックしましょう。表示例:ダウン率 93%

  • 側生地

    基本的には透湿性に優れた羽毛のふくらみを妨げない軽さと柔らかさのある綿100%ものがおすすめ。もちろん羽毛の吹き出しを防ぐダウンプルーフ加工されたものを購入してください。羽毛ふき出しの原因となる絹交織、ポリエステル混の側は羽毛ふとんには不向きです。

良質なダウンとは

ダウン製品の品質を決定する要因は様々ですが、一般的に最良のダウンは寒さが厳しい地域で飼育された水鳥ほど良質と言われます。
この画像(写真①)のように、良質のダウンは大きいボール状で、真ん中にある「核」とよばれる部分がしっかり密になっているものが高品質です。

ダック=アヒル・グース=ガチョウ

のことですが、一般的にグースのほうが大きいため、質も良いものが取れます。(写真②)
寝るときに大事な保温性と長く安心して使うための耐久性においてもグースのほうが良いとされています。
ダウンパワーの重要さは上でも説明しましたが、大事なことですのでもう少し詳しく説明したいと思います。
図1をご覧ください。同じ重量でもダウンパワーの違いでこんなにふくらみが違います。
良いダウンは、ふわふわして、保温性に優れ、弾力があるものです。(写真③)
あなたはどのダウンで眠りたいですか?

内部構造~立体キルトと2層キルト~(図2)

羽毛ふとんのスタンダードな仕立て方(表と裏生地をマチ布を使って嵩出し)が立体キルトです。
2層キルトは布団全体の厚みを均一化されるため立体キルトより保温性に優れます。
  • 図1

  • 図2

敷ふとん選びの「いろは」

あなたに合った敷ふとんは?ぜひ「寝試し」体験をして下さい。そして、自分好みに合わせ適度な硬さがあり、寝返りが打ちやすいものをお選び下さい。

  • 体圧分散機能

    人の背骨はゆるいS字カーブを描いていて、この体のラインに沿ってしっかり支えて沈み込みのないものが良い。敷ふとんの背中から腰部にかかる下への体重をバランスよく分散する機能があるもの。

  • 敷ふとんの温かさ

    寝冷えによって手足が冷たくなるという経験はありませんか?保温性は掛ふとんだけのものではありません。敷ふとんが沈みすぎると床との距離が縮まり、身体を冷やしてしまいます。保温性の高い敷ふとんということも重要です。

  • 敷ふとんの寿命

    それは、使用される方の体重、素材、構造、メンテナンスにより異なります。一般的には、早いもので3年、すこし機能性に優れたものであれば5年から8年が買い替えの目安です。

枕選びの「いろは」

「旅行に枕を持っていく」なんて人がいます。頭の重さ、首が同じ人はいないので枕が変わると寝れないというのも一理あります。また、枕を変えると「頭痛」「首痛」「肩こり」そして「イビキ」の解消にもつながります。あなたにあった枕の選び方とは?それは高さ、大きさ、素材です。

  • 枕の高さ

    「気をつけ」した時の首の位置を、寝ているときにもキープできていますか?高すぎ、低すぎはもちろん、横向きに寝るときの高さも必要です。

  • 枕の大きさ

    「寝返り」をしない人は少ないと思います。寝返りをして枕から落ちる、目覚める、なんてことが無いように端から端まで使える大きさの枕選びも重要です。

  • 枕の素材

    素材の好みは人それぞれ。大事なのはリラックスできるかどうか、です。また汗をよく書く人は洗濯できる素材というのも重要ですね。

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